国会は、私達の国の法律を決めるだけでなく、法律を通じて、私達の生活のあり方に影響を及ぼす大切な事を決めていく場所です。国会は、日本国憲法41条で、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」と規定されています。したがって、日本の国会は、「議会制民主主義」の考え方が採用されているといえます。 また、国会の権力は「国民の代表者がこれを行使」(前文)するとあるように、国会議員は選挙で選ばれた国民の代表者です。そのため、「間接民主制」が採用されているという特徴もあります(間接民主制の対義語は直接民主制です)。 【衆議院と参議院の違い】 ※二院制が採用される理由については、ほとんどの問題集やワーク等で設問となっているくらいに大切です。ワーク等に載っている模範解答は暗記してもよい位に大切な事ですので、自分で調べてチェックしておきましょう。 ※衆議院定数は2013年の「0増5減」により定数が480人から475人に改正された。「0増5減」とは何を増やして何を減らすという意味なのか、そして、なぜ「0増5減」の必要性があったのか、時事問題としては最重要の問題ですので調べておきましょう。 ※2015年に、選挙権を持つことができる年齢が「18歳以上」ということになり、2016年の参議院選挙以降に実施される選挙からは、18歳以上の男女が選挙で投票できるようになります。約70年ぶりに選挙権の年齢規定が改正された点は歴史的にも大きな意味を持つ出来事ですので、しっかりとおさえておきましょう。 ※定足数は、各々その総議員の三分の一とされ、これ以下の議員しか出席しなかった場合は国会が開けない。
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