学校によっては、社会科のテストでは、教科書の内容以外のもの、授業で取り扱っていない内容のものについて出題するとあらかじめ告知してある場合があります。具体的には、テレビや新聞のニュースなどから時事問題として政治や社会的な出来事について数問が出題されることが多いようです。 学校の中間テストや期末テストで時事問題が出題される場合、入試対策というよりは、将来ニュースを使いこなせる人になれるように訓練する意図もあると思います。そのため、学校のテストでは、あまり難易度の高い問題は出題されないと思いますので、普段から新聞の見出しなどでニュースの内容をチェックするくらいの簡単な対策でもテストに対応できると思います。 ただし、高校入試などにおいては、特に私立高校の入試などにおいて、時事問題の比率が比較的高い学校もあり、普段からニュース番組を見たり新聞をよく読んでおかなければ解けない問題が出題されている場合もあります。受験したい高校の過去問題を見て、ニュースの内容が多く出題されているようであれば、普段から時事問題対策に気を配る必要性があるということになります。 しかしながら、学校のテストにおいても、あるいは高校入試においても、圧倒的に大きな比率を占めているのは教科書や資料集などで勉強している範囲の内容です。時事問題は、教科書に関連する知識として知っておくことは必要ですが、ニュースの内容ばかりに気を取られ過ぎて、授業で学習する中身(教科書や資料集、ワークなどの学習内容)を覚える時間がなくなって間に合わないということになってしまっては本末転倒ですので、学習すべき内容に優先順位をつけて大切なところから重点的に学習するという思考も大切になります。
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