中学生の社会(地理・歴史・公民)の
中間テスト・期末テスト・高校受験の勉強法




歴史:文化史の部分は大きな流れとは別に覚える

 社会の教科書を読んでみると、歴史上の人物の活躍や大きな出来事などについて学習するページが続いている中で、少し異質だと思うページにたどり着くことがあると思います。例えば、いきなり庶民の文化に関する記述があって、その中で有名な絵画や彫刻、書物などの名称や写真があり、その作者などについて取り上げてあるページがあると思いますが、こうした「文化」に関するページは、歴史上の人物の活躍や大きな出来事などについて学習するページの流れから切り離されたように感じる人も多いと思います。

 しかし、有名な絵画や彫刻、書物などの名称や写真などがテストや高校入試で問われることも多くあります。文化史に関する部分は、「〜の時代に〜のような文化が流行し、その時代の代表的な作品が〜だ」とか、「〜世紀前半に〜という文化が展開された」というような考え方で記憶しておく事になり、歴史上の人物の活躍や大きな出来事などとは少し別の視点から覚えておく必要があります。

 これらの分野は、歴史上の人物の活躍や大きな出来事などの流れから切り離されていると考えられがちな分野であり、実際に勉強するときには、年表で覚えるのではなく、たとえば「絵画」「彫刻」「小説」などのように分けたうえで、その時代を代表する作品と作者をセットにして単純に暗記する作業が必要になると思います。教科書や資料集には、時代ごとに絵画や小説などを一覧表としてまとめてあるページがあると思いますので、その表は丸暗記が必要になると思います。

 実際のところ、文化史の分野は、歴史の流れを把握するだけでは覚えきれない分野であり、歴史の勉強の中ではやや異色だともいえますので、この分野を苦手だと考えている人も少なくないと思いますが、一番効率がよい勉強方法は、やはり学校のワークやプリント、そして受験対策の問題集などで地道に覚えていくということだと思います。


sponsored link


目次

はじめに
はじめに(トップページ)
地理・歴史・公民の違い
社会という「暗記科目」の効率的な学習
地理
世界地理と日本地理の2つに分けられる
白地図で地形や地名を覚えよう
グラフや図表をよく観ておこう
産業や農業製品、工業製品などは地図とセットで覚える
興味のある地域の風景などをインターネットで見てみよう
歴史
日本の出来事と世界の出来事
人物、出来事、年号は大きな流れを把握しながら覚える
世界の出来事は地理の学習とセットで覚える
文化史の部分は大きな流れとは別に覚える
地元の歴史(郷土史)にも目を向けよう
中学社会用の年表の目次
公民
基本は日本国憲法。
図を書いて覚える事がとても重要
時事問題はテレビや新聞のニュースで対策
中学公民のまとめの目次
中間・期末テスト
社会のテストで90点を取りたいと思う人が気をつけるべきポイント
社会のテストで平均点をとれずに苦戦している人へ
部活動との両立に悩んでいる人は「暗記メモ」を作ろう
定期テストの勉強で社会科に必要な暗記を積み重ねる
用語暗記だけでは対応できない「論述式」の対策
社会が得意な人は「9教科」(実技4教科:副教科)も成績がいい?
テスト勉強で学校のプリントやワークを活用する

自由研究・調べ学習特集

中学生の社会科の自由研究(夏休み)や調べ学習のネタ特集(当サイト内の特集記事)

参考サイト

中学生の数学の学習法(外部サイト)
中学生の5教科の勉強法(外部サイト)
実技4教科の勉強法(外部サイト)

sponsored link


Amazon

中学社会 歴史 暗記カード: 右脳でスピード暗記! (中学暗記カード)


最高水準特進問題集 歴史 ([新学習指導要領対応])


sponsored link



※当サイトの情報を参考にしたことにより何らかの損害等が発生した場合でも、当サイトでは責任は負うことができませんので、最終的な判断は閲覧者の皆様ご自身の責任でお願いします。

(c)中学生の社会(地理・歴史・公民)の中間テスト・期末テスト・高校受験の勉強法

inserted by FC2 system