ここでは、世界の動き、とくに中世のヨーロッパを中心に学習します。 世界の歴史については、教科書に、日本の歴史のページが並んでいるなかで、いきなり世界の歴史の章がでてくるので、時間のつながりが分かりにくく、学習の際に戸惑ってしまうという人もいます。日本の歴史とのつながりを考えつつも、一方で日本の歴史とは違う場所で起こっている出来事なのだという事も考えながら学習を進めてください。 なお、ヨーロッパでは1世紀にキリスト教が生まれてから、キリスト教が盛んになりました。キリスト教の発展とともに、宗教改革などの動きも見られるようになったという点に注目してください。 また、大航海時代以降の貿易のつながりや、文化としてのルネサンスの特色などについてもおさえておきましょう。
【14〜15世紀】ルネサンス(ギリシャ、ローマなどの古い文化を学ぶことで文化を振興するという時代の流れ)の全盛期。 【大航海時代】ヨーロッパがアジアとの交易を活発に行うようになる。 ◎シルクロードとは違う新しい交易のルートを開拓することで、イスラム商人を経ずにアジアと貿易できるようになる。 【1492】アメリカ大陸の発見はコロンブス。 【1522】マゼラン船隊が世界一周を達成。 【16世紀はじめ頃】宗教改革の動き。 ◎キリスト教会(カトリック)の腐敗をただそうとする運動。 →ルターなどが改革の先頭に立ち、ローマ教皇に批判的な人たちの支持をえた。 ◎ザビエルが所属したイエズス会は、宗教改革に対抗するために作られた経緯がある。 【日本との貿易関係】当時のヨーロッパとの貿易は、南蛮貿易と呼ばれた。
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