ここでは、昭和時代前半の、いわゆる太平洋戦争の終結までの日本と世界の関係について解説します。 この時代の出来事はあまりにも有名だと思いますが、日本では太平洋戦争によって、国民は大きな被害をうけ、広島、長崎、沖縄などが特に甚大な被害を受けました。 この時代については、教科書の学習や受験勉強として学ぶというより、将来にわたる教訓として私達の記憶にとどめておかなければならない出来事として学ぶということが必要だと感じます。
【1926】昭和天皇が即位→昭和時代へ 【1929】世界恐慌がおこる。 ◎アメリカで株価が大暴落し、日本でも景気が悪くなった。社会主義国だったソ連を除いては、世界恐慌の影響を非常に強く受けた。 【1931】満州事変がおこる。 ◎南満州鉄道の線路で起こった柳条湖事件がきっかけ。日本と中国との間の紛争、その後日本が中国東北部に満州国を建国。 【1932】五・一五事件、【1936】二・二六事件 ◎五・一五事件で日本の政党政治は衰退。軍部の内政干渉が強まる。 【1933】日本が国際連盟を脱退し、国際社会から孤立。 【1935】天皇機関説問題(美濃部達吉) 【1937】盧溝橋事件が発端となり、日中戦争がはじまる 【1938】国家総動員法が制定される 【1939】ノモンハン事件。日本とソ連が衝突。 ◎国家総動員法が制定され、戦争の影響が日常にも強く影響するようになる。配給、学童疎開など。 【1939】第二次世界大戦がはじまる。 【1940】日独伊三国軍事同盟締結 ◎イギリス・フランスがドイツに対して宣戦を布告し、第二次世界大戦へ。連合国と枢軸国に分かれて戦う。 ◎日本は、ドイツやイタリアと手を組んで、枢軸国の一員として戦争に参加。しかし連合国側からは「ABCD包囲陣」と呼ばれる経済制裁を受ける。 【1940】大政翼賛会が発足 【1941】真珠湾(パール・ハーバー)への攻撃をきっかけに、太平洋戦争開戦。 【1941】日ソ中立条約→しかしソ連は1945年8月に日ソ中立条約を破り満州に侵攻。 【1945】8月6日、広島に原子爆弾が投下、8月9日には長崎に原子爆弾が投下 【1945】8月14日にポツダム宣言(日本への降伏要請宣言)を受諾、翌日に終戦。
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