中学生の社会(地理・歴史・公民)の
中間テスト・期末テスト・高校受験の勉強法




用語暗記だけでは対応できない「論述式」の対策

 近年の高校入試では、用語の暗記だけでは正解できない論述式の問題が多く出題されています。また、その傾向を反映して、中間テストや期末テストなどの定期テストにおいても、論述式の問題が出題されています。

 論述式の問題は、簡単に言うと、何らかの出来事や理由などについて簡単に説明する問題が出題されます。これは、用語の暗記だけでは解くことが出来ない問題なので、学習した内容の流れやつながりなどをよく把握しておかなければ対応できません。

 たとえば、ある地域の文化と気候との関係について説明する問題や、歴史の流れに沿って何らかの重大な出来事の社会的背景を説明する問題、国会の制度などの社会的なルールが定められた目的などを説明する問題など、論述式として問われる問題は、学習した内容の流れや繋がりの理解が問われています。

 しかしながら、中学校の中間テストや期末テストで問われる論述問題の多くは、多くても数十文字で説明できるような簡単なものですし、多くは学校で使用するワークやプリントに二っている論述問題がそのまま、あるいは少しのひねりを効かせただけの問題が問われている場合が多いと思います。

 公立の中学の場合、高校入試を受ける人がほとんどですが、高校入試における論述式の問題も、出題が予想される問題はほとんど決まっています。論述式という問題の性格上、中学生に解かせるような論述問題は基本的な問題が多いと考えられます。実際に、論述式といえども、長い説明を必要としない(例えば30〜50字程度など)ものが多く、学習した内容の流れやつながりなどをよく把握しておけば誰でも正解にたどり着けるような問題がほとんどだと考えられます。

 そのため、学校のワークやプリント、そして入試用の基本的な市販問題集などで、多く取り上げられているような問題を解き、出題されそうな問題のパターンをつかんでおけば、中間・期末テストにも対応でき、そのまま高校入試にも対応できるようになると思います。


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目次

はじめに
はじめに(トップページ)
地理・歴史・公民の違い
社会という「暗記科目」の効率的な学習
地理
世界地理と日本地理の2つに分けられる
白地図で地形や地名を覚えよう
グラフや図表をよく観ておこう
産業や農業製品、工業製品などは地図とセットで覚える
興味のある地域の風景などをインターネットで見てみよう
歴史
日本の出来事と世界の出来事
人物、出来事、年号は大きな流れを把握しながら覚える
世界の出来事は地理の学習とセットで覚える
文化史の部分は大きな流れとは別に覚える
地元の歴史(郷土史)にも目を向けよう
中学社会用の年表の目次
公民
基本は日本国憲法。
図を書いて覚える事がとても重要
時事問題はテレビや新聞のニュースで対策
中学公民のまとめの目次
中間・期末テスト
社会のテストで90点を取りたいと思う人が気をつけるべきポイント
社会のテストで平均点をとれずに苦戦している人へ
部活動との両立に悩んでいる人は「暗記メモ」を作ろう
定期テストの勉強で社会科に必要な暗記を積み重ねる
用語暗記だけでは対応できない「論述式」の対策
社会が得意な人は「9教科」(実技4教科:副教科)も成績がいい?
テスト勉強で学校のプリントやワークを活用する

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参考サイト

中学生の数学の学習法(外部サイト)
中学生の5教科の勉強法(外部サイト)
実技4教科の勉強法(外部サイト)

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