単純に言うと、国会は日本全体の事を決め、都道府県議会はその地域のことについて主に決めていく場所です。そこで、国会が決める法律と地方議会が決める条例とはどのように違っているのか、そして、なぜ国と地方で議会をひとつにまとめず並存させているのか調べてみましょう。「地方分権」というキーワードから調べてみるとまとめやすいかと思います。 また、総理大臣と都道府県知事とでは、仕事の中身が大きく違っています。東京都知事や大阪市長の発言などは総理大臣と同じくらいに大きく報じられていますが、政治の世界では、市長や知事は、総理大臣よりは強い権限はもっていません。 そこで、総理大臣と都道府県知事の違いについて調べてまとめてみるときには、教科書や百科事典のような書籍でまとめた上で、それに「＋α」部分として、自由研究の「自由」という特性を生かし、総理大臣や、有名な知事とか市長の著書などを参考にしながら、総理大臣は何を感じてその仕事をしているのか、知事や市長は何を感じてその仕事をしているのかということを、感想文的にまとめてみるなどの工夫も面白い自由研究になるかもしれません。
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