ここでは、日本の平安時代の出来事について整理します。794年に平安京に都が移ってから、1192年に鎌倉幕府が成立するまでの期間の出来事です。 平安時代には、遣唐使の廃止にともない、次第に、国風文化とよばれる文化が栄えました。かな文字や大和絵など、日本独自の文化が発祥したのがこの時代の大きな特徴です。 この時代の政治は、摂関政治と呼ばれる政治体制が取られ、藤原氏は天皇が幼いときは摂政として、天皇が成人した後は関白として、天皇にかわって政治を行いました。
【794】都を平安京(京都)に移す→平安時代へ。 ◎和気清麻呂のすすめで、桓武天皇が都を平安京に移した。 ◎朝廷は、坂上田村麻呂を征夷大将軍として、東北地方の支配を固めた。 【遣唐使】 ◎遣唐使として唐に渡り、帰国した最澄と空海。最澄が開いた宗派と寺のなまえ、空海が開いた宗派と寺の名前を調べておき、人名−宗派−寺の3点を結びつけて覚えましょう。 ◎後に、遣唐使が停止(894)され、唐の影響を受けた文化が衰退し、国風文化が栄えた。 【935】平将門の乱 【939】藤原純友の乱 ◎地方の名主たちは自分たちの土地などを守るため、武士団を形成。武士の力が認められ始めたのが上記2つの乱。 【1016】藤原道長が摂政になる。藤原道長・頼道の時代が、摂関政治の最盛期。 【1051】前九年の役、【1083】後三年の役 【1086】院政…白河上皇のときにはじまった。 【1156】保元の乱、【1159】平治の乱 ◎平清盛が平治の乱で源氏を抑えて実権を握り、1167年に平清盛は武士としてはじめて太政大臣となる。 ◎平氏政権の時は、神戸の港を整備して、日宋貿易(中国の宋との貿易)を推進した。 【1185】壇ノ浦の戦い。源氏が挙兵し、平氏滅亡。 【1192】源頼朝、征夷大将軍となる→鎌倉幕府成立、鎌倉時代へ。
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