ここでは、明治時代の日本と世界の関係について解説します。 日本では富国強兵、殖産興業という政策の中で、急速に工業力・経済力をつけてきましたが、一方で、諸外国との争いが多くなってきました。 この時期、日本は、欧米に追いつけ、追い越せということをめざしました。しかし、欧米諸国はこのとき、戦争によって海外の領土(植民地)を広げて強い国をつくろうとした「帝国主義」の考えを取っていて、それが後の世界大戦の原因にもなりました。そして、当時の日本も、帝国主義の考えによって、周辺の地域を支配しようとして、その結果、戦争や紛争の数が多くなってしまいました。
【日清戦争・日露戦争と外国との関係】 【1894】(〜1895)日清戦争 ◎朝鮮半島で甲午農民戦争(1894)→日本と清の両国で朝鮮半島の内政問題に関して意見が対立し、武力衝突に発展。 【1895】日清戦争の講和のため、下関講和条約が結ばれる。 【1895】三国干渉(ロシア・ドイツ・フランス) 【1899】義和団事件 【1904】日露戦争→【1905】ポーツマス条約 ◎「日清戦争→下関条約」、「日露戦争→ポーツマス条約」とセットで覚えておこう。 【1910】日本:韓国を併合する。1945年まで朝鮮半島を植民地とした。 ◎朝鮮半島の統治では、創氏改名などのいわゆる「皇民化政策」がとられた。 【1912】大正天皇が即位。→大正時代へ 【1914】第一位世界大戦へ。
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