次に、条件付き書式を用いて、各党の得票数を1,2,3などの順で割った数を大きい数からチェックしていく作業です。定数はこのモデルの場合は15なので、定数15議席がどの党に割り当てられるのかを知るためには、上位15番目までの数はどのセルなのかを把握することが大切です。以下でいえば、「B2:F16」の範囲の中から上位15個のセルを条件付き書式で分かりやすく抽出してください。 なお、条件付き書式を設定する際に指定する条件は、見やすいものであれば何でもよいのですが、ここでは上位15個のセルを黄色で表現します。その結果、下の表によれば、A党は9議席、B党は5議席、C党は1議席獲得できる一方で、少数政党のD党とE党は議席獲得できないということになります。 しかし、少数の政党にも一定の得票があって、そうした政党が議席を失えば、彼らを支持した人たちの意見が議会に反映されない事にもつながります。しかし、少数政党が連携すれば、そこから議席を獲得して代表者を出す事も可能になるかもしれません。その可能性については少数政党が連携した場合を参考に考えて見ましょう。
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